野菜パパイヤ
沖縄方言名 | パパヤ(沖縄本島) 、 マンジュウギ(宮古) 、 マンジュイ(石垣) |
---|---|
和名 | パパイヤ |
別名 | |
農産物区分 | 野菜(果菜類) |
科名 | パパイヤ科 |
生産地 | 石垣島本島中部八重山諸島読谷村 |
収穫時期
- 1月
- 2月
- 3月
- 4月
- 5月
- 6月
- 7月
- 8月
- 9月
- 10月
- 11月
- 12月
沖縄に伝来された時期
熱帯アメリカ原産で、沖縄へは中国から台湾を経て18世紀頃に入ってきたと言われています。熱帯・亜熱帯の気候で育つため、葉野菜が少なくなる暑い夏に貴重な野菜として親しまれています。
沖縄の生活習慣との関連
沖縄では、熟す前のパパイヤを野菜として利用しています。また、パパイヤを食べると、母乳の出がよくなるという事から、肉汁等の実として、出産後の方々が良く食してきました。
外観や食味等の特徴
パパイヤは煮ると大根のような食感があります。生で食する場合は、少々辛めのドレッシングが合います。調理するときは、流水にさらしてアクを抜いて下さい。炒め物にも良く合います。
栄養成分面の特徴
ビタミンAやカリウムを含む他、パパインというタンパク質分解酵素を含みます。
伝承されてきた利用法
パパイヤの利用法としては、熟す前の野菜としての利用が沖縄での特徴です。もちろん果物としても食します。パパイヤは、脂肪やタンパク質を分解する作用から、ダイエットにいい野菜とされています。さらに、昨今では、化粧品原料としても注目されています。
選び方・保存法のポイント
しっとりとした緑色と重量感のあるものを選びます。
(可食部100g当たり)
成分名 | 値 | 単位 | |
---|---|---|---|
エネルギー | 39.0 | kcal | |
163.0 | kJ | ||
たんぱく質 | 1.3 | g | |
脂質 | 0.1 | g | |
カルシウム | 36.0 | mg | |
鉄 | 0.3 | mg | |
ビタミンA | レチノール | 0.0 | μg |
カロテン | 45.0 | μg | |
レチノール当量 | 10.0 | μg |
成分名 | 値 | 単位 | |
---|---|---|---|
ビタミンB | B1 | 0.03 | mg |
B2 | 0.04 | mg | |
B6 | 0.01 | mg | |
B12 | 0.0 | μg | |
ビタミンC | 45.0 | mg | |
ビタミンK | 0.0 | μg | |
食物繊維 | 水溶性 | 0.4 | g |
不溶性 | 1.8 | g | |
総量 | 2.2 | g |
22年度 | 23年度 | 24年度 | |
---|---|---|---|
作付け面積(ha) | 12 | 8 | 15 |
収穫量(t) | 485 | 268 | 476 |
出荷量(t) | 373 | 206 | 366 |
※県推計値である。 野菜の作付面積、出荷量及び出荷量(沖縄県園芸振興課調べ) |
コメント欄
パパイヤ 未熟、生
[五訂増補 日本食品標準成分表]平成17年3月 文部科学省 科学技術・学術審議会 資源調査分科会より