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ドゥルワカシー(田芋と芋茎の煮物)

沖縄特産の田芋(水芋)とその茎または茎部を主材料にして、形のつぶれるまで煮込んで作る独特の料理です。
芋は繁栄を意味し、祝料理に欠かせません。里芋は畑で栽培されますが、水芋は水田で栽培されています。
古く南方から伝わり、原産地は熱帯アジアともいわれています。芋自体に粘りがあるのできんとん、練り物にもよく使われ、さらに芋茎部分もしっかり料理の中に取り込んでいます。

(5人分)

タイモ
500g(茎の部分<タームジ>)
田芋(蒸し)
300g
豚三枚肉(ゆで)
50g
大さじ1
干ししいたけ
5枚
カステラかまぼこ
20g
豚だし
1カップ
白みそ
大さじ3
5g

  1. 1. タームジは皮をむき3cm位の長さに切り茹でて水気を絞ります。
  2. 2. 蒸した田芋は皮をむき、うすい輪切りにして砕いておきます。
  3. 3. 豚三枚肉は茹でて、あられ切りにします。戻したしいたけ、カステラかまぼこも同様に切ります。
  4. 4. 鍋に油を熱し、豚三枚肉を炒め、タームジ、田芋を入れてさらに炒め、だしを加えて煮ます。
  5. 5. 田芋がやわらかくなったらしいたけを加え、木杓子でよく練ります。
  6. 6. (5)にだしで溶いたみそを加え、カステラかまぼこ、塩で調味し、きんとん状に仕上げます。
    ※みそを加えず、塩のみで味つけすることも多い。

(一人あたり)

エネルギー 150.0 (Kcal)
たんぱく質 4.4 (g)
脂質 4.7 (g)
カルシウム 66.0 (mg)
1.1 (mg)
食物繊維総量 1.1 (g)

参考文献

書籍: 沖縄100の健康料理
著者: 沖縄県
著者紹介: 健康保養食材・メニュー選定委員会
出版社: 沖縄県農林水産部 流通政策課

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