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農林水産物データベース

フーロー豆

沖縄方言名 フーロー豆
和名 じゅうろくささげ
別名 長ササゲ 、 三尺ササゲ 、 大角豆
農産物区分 野菜(果菜類)
科名 マメ科
生産地 本島北部名護市

収穫時期

  • 5月
  • 6月
  • 7月
  • 8月
  • 9月
  • 10月

沖縄に伝来された時期

中央アフリカ、サハラ砂漠の南のサバンナ地帯が原産です。わが国へは中国から渡来し、奈良時代(8世紀)の古書に登場します。

沖縄の生活習慣との関連

インゲンより暑さや病気に強く、育てやすいのが特徴です。夏の野菜として重宝します。乾燥させた豆は、皮が硬く、長い時間煮ても胴割れを起こさないので、縁起を担いで、お祝いの赤飯には好んで使われました。

外観や食味等の特徴

食味・食感は、インゲンによく似ていて、サヤの長さが30?60cmにもなります。緑のものと紫色の2種類があり、炒め物・煮物・天ぷら等に利用します。乾燥させた生の豆の主な用途は、菓子・あん・赤飯などです。

栄養成分面の特徴

若さやはタンパク質や糖質は少ないですが、ビタミンA,Cが含まれています。乾燥豆の栄養成分はアズキに似て、タンパク質、糖質に富み、カリウム、ビタミンB1にも富んでいます。

伝承されてきた利用法

内臓の働きをよくし、体力をつけます。

選び方・保存法のポイント

若さやは、ヘタと先端部分に傷みのないものを選びます。

この品目に関する栄養成分(可食部100g当たり)

成分名 単位
エネルギー 24.0 kcal
100.0 kJ
たんぱく質 2.5 g
脂質 0.1 g
カルシウム 28.0 mg
0.5 mg
ビタミンA レチノール 0.0 μg
カロテン 1140.0 μg
レチノール当量 96.0 μg
成分名 単位
ビタミンB B1 0.08 mg
B2 0.07 mg
B6 0.11 mg
B12 0.0 μg
ビタミンC 25.0 mg
ビタミンK 160.0 μg
食物繊維 水溶性 0.3 g
不溶性 3.9 g
総量 4.2 g

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じゅうろくささげ 若ざや、生
[五訂増補 日本食品標準成分表]平成17年3月 文部科学省 科学技術・学術審議会 資源調査分科会より

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