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農林水産物データベース

シブイ

沖縄方言名 シブイ(沖縄本島) 、 スーブ(宮古) 、 スブル(八重山)
和名 とうがん
別名
農産物区分 野菜(果菜類)
科名 ウリ科
生産地 宮古島市糸満市本島南部豊見城市宮古諸島

収穫時期

  • 1月
  • 2月
  • 3月
  • 4月
  • 5月
  • 6月
  • 7月
  • 8月
  • 9月
  • 10月
  • 11月
  • 12月

沖縄に伝来された時期

アジアの熱帯地方が原産で、日本には5世紀頃中国を通して朝鮮半島から伝来し、栽培されるようになりました。

沖縄の生活習慣との関連

熱帯アジア原産の野菜で、沖縄料理の定番食材です。夏に収穫されますが冬まで保存できるという名の由来のとおり、貯蔵野菜としても重宝されています。ソーキ汁などの汁物や煮物には欠かせません。

外観や食味等の特徴

トウガンは、味は淡白でさっぱりしてます。肉や魚の旨味が充分しみ込むため,汁物や煮物に適してます。特に豚肉と相性が良いようです。

栄養成分面の特徴

トウガンは、96%が水分の低カロリー食材ですが、ビタミンCやカリウムが豊富です。また利尿作用があると言われています。

伝承されてきた利用法

沖縄では、のど等の調子を整えるため種子や果皮を乾燥させたものを煎じて服用します。また腎臓等のために果実を食べます。便秘にも煎じて服用します。

選び方・保存法のポイント

重量感のあるものを選びます。風通しのよいところで保存しましょう。余ったトウガンは、ラップでくるみ、冷蔵庫で保存します。

この品目に関する栄養成分(可食部100g当たり)

成分名 単位
エネルギー 16.0 kcal
67.0 kJ
たんぱく質 0.5 g
脂質 0.1 g
カルシウム 19.0 mg
0.2 mg
ビタミンA レチノール 0.0 μg
カロテン 0.0 μg
レチノール当量 0.0 μg
成分名 単位
ビタミンB B1 0.01 mg
B2 0.01 mg
B6 0.03 mg
B12 0.0 μg
ビタミンC 39.0 mg
ビタミンK 1.0 μg
食物繊維 水溶性 0.4 g
不溶性 0.9 g
総量 1.3 g
22年度 23年度 24年度
作付け面積(ha) 71 87 88
収穫量(t) 2,241 2,307 2,731
出荷量(t) 2,013 2,072 2,731
※県推計値である。
野菜の作付面積、出荷量及び出荷量(沖縄県園芸振興課調べ)

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とうがん 果実、生
[五訂増補 日本食品標準成分表]平成17年3月 文部科学省 科学技術・学術審議会 資源調査分科会より

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