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農林水産物データベース

葉ニンニク

沖縄方言名 ヒルンクワー 、 ヒル 、 フル
和名 葉にんにく
別名
農産物区分 野菜(葉茎菜類)
科名 ユリ科
生産地 本島北部本島中部本島南部

収穫時期

  • 1月
  • 2月
  • 3月

沖縄に伝来された時期

古い時期に中国より日本へ入ってきたと思われています。沖縄では、15世紀には葉や鱗茎が食用にされていたようです。

沖縄の生活習慣との関連

沖縄では冬場の重要な野菜で、炒め物、鍋物、和え物などに良く使われます。”ニンニクの芽”とは違う野菜です。

外観や食味等の特徴

[にんにく]を直接食べるよりも香りがやわらかく、葉はニラよりも歯ごたえがあり、炒め物に向く野菜です。

栄養成分面の特徴

成分としてアリインなどを含みます。カルシウム、ビタミン、鉄分などが多く、新陳代謝、血行をよくします。

伝承されてきた利用法

強壮、強精、カゼの予防として利用していました。また、胃が弱った時に、すりおろして少量ずつ用いたようです。

選び方・保存法のポイント

鮮度が落ちやすいので、早めに食べましょう。

この品目に関する栄養成分(可食部100g当たり)

成分名 単位
エネルギー 42.0 kcal
175.7 kJ
たんぱく質 3.3 g
脂質 0.7 g
カルシウム 90.7 mg
2.86 mg
ビタミンA レチノール 0.0 μg
カロテン 3020.0 μg
レチノール当量 252.0 μg
成分名 単位
ビタミンB B1 0.19 mg
B2 0.17 mg
B6 0.27 mg
B12 0.0 μg
ビタミンC 46.0 mg
ビタミンK 322.0 μg
食物繊維 水溶性 0.9 g
不溶性 3.7 g
総量 4.6 g

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