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農林水産物データベース

島ニンジン

沖縄方言名 チデークニ(沖縄本島) 、 キダィクニィ(宮古) 、 キンダイクニ(八重山)
和名 島にんじん 、(黄)にんじん
別名
農産物区分 野菜(根菜類)
科名 セリ科
生産地 本島中部糸満市本島南部中城村

収穫時期

  • 1月
  • 2月
  • 3月
  • 10月
  • 11月
  • 12月

沖縄に伝来された時期

17世紀にシルクロード、中国を経て、日本に伝わりました。黄色が特徴の沖縄の在来種ですが、一時は東北地方から九州地方まで広く栽培されていたようです。

沖縄の生活習慣との関連

島ニンジンとレバーや腎臓、赤肉とともに煮こんだ汁物は体力増進として重宝されています。

外観や食味等の特徴

方言で黄色い大根を意味する[チデークニ]と呼ばれ、細長く薄い黄色をしており、見た目はゴボウと良く似ています。香りには独特のさわやかさがあります。

栄養成分面の特徴

島ニンジンにはカロテンが豊富に含まれています。カロテンは、油と一緒に調理すると吸収がよくなります。

伝承されてきた利用法

滋養食として古くから利用されてきています。汁物、炒め物等幅広い料理法で食されています。

選び方・保存法のポイント

軽く濡れた新聞紙などでくるみ、冷蔵庫で保存しましょう。

この品目に関する栄養成分(可食部100g当たり)

成分名 単位
エネルギー 32.0 kcal
kJ
たんぱく質 1.1 g
脂質 0.3 g
カルシウム 38.8 mg
2.31 mg
ビタミンA レチノール 0.0 μg
カロテン 80.0 μg
レチノール当量 13.0 μg
成分名 単位
ビタミンB B1 0.08 mg
B2 0.05 mg
B6 mg
B12 μg
ビタミンC 21.0 mg
ビタミンK μg
食物繊維 水溶性 g
不溶性 g
総量 3.2 g

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2002年 財団法人 日本食品分析センター 分析試験結果

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