チシャナバー
沖縄方言名 | チシャナバー |
---|---|
和名 | かきちしゃ |
別名 | チシャ |
農産物区分 | 野菜(葉茎菜類) |
科名 | キク科 |
生産地 | 糸満市本島南部 |
収穫時期
- 1月
- 2月
- 3月
- 7月
- 8月
- 9月
- 10月
- 11月
- 12月
沖縄に伝来された時期
中国を経由し古くから伝播され、[掻きチシャ]という名で奈良時代から栽培されていたそうです。下葉から掻きながら食用にします。
沖縄の生活習慣との関連
立ち性で、草丈が1m近くにもなるので、下葉からどんどんかき取って収穫することから、[掻きチシャ]と呼ばれます。
外観や食味等の特徴
葉は硬く、苦みがやや強いため、生食には余り向きません。油炒め等で利用します。草丈20cmを超えたら収穫開始。茎も、皮をむけば食べられます。
栄養成分面の特徴
ビタミンAを大量に含み、ビタミンCも豊富にあります。
伝承されてきた利用法
みそ汁に入れたり、細かく刻んで豆腐と白和えにして利用されてきました。
選び方・保存法のポイント
切り口が白く,みずみずしいものを選びましょう。ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存します。ただし、余分な水分は腐る原因になるので,水切りはしっかりして下さい。
(可食部100g当たり)
成分名 | 値 | 単位 | |
---|---|---|---|
エネルギー | 20.0 | kcal | |
kJ | |||
たんぱく質 | 1.6 | g | |
脂質 | 0.3 | g | |
カルシウム | 128.0 | mg | |
鉄 | 1.99 | mg | |
ビタミンA | レチノール | μg | |
カロテン | 3690.0 | μg | |
レチノール当量 | 308.0 | μg |
成分名 | 値 | 単位 | |
---|---|---|---|
ビタミンB | B1 | 0.11 | mg |
B2 | 0.14 | mg | |
B6 | 0.15 | mg | |
B12 | μg | ||
ビタミンC | 20.0 | mg | |
ビタミンK | 235.0 | μg | |
食物繊維 | 水溶性 | 1.3 | g |
不溶性 | 2.2 | g | |
総量 | 3.5 | g |
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(検体:糸満市字小波蔵)