ニュース・イベント

2026.01.23

物語を味わう。おきなわ食材の店

no image

おいしく、楽しく、ユニークに

沖縄産アップルバナナの魅力を発信中!

 

沖縄の庭先で古くから親しまれてきた「島バナナ」。

しかし今、それとは異なるルーツを持つ、新しいバナナが注目を集めているのをご存知でしょうか。

その名は「アップルバナナ」。

この新しいバナナに情熱を注ぐ、ユニークな“バナナおじさん”こと林誠さんの挑戦をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「島バナナ」は、一般のバナナの半分ほどの大きさで、濃厚な甘みともっちりとした食感が魅力ですが、

病害虫や強風に弱く、安定した収穫が難しいため、市場にはなかなか出回りにくい果物です。

 

そんな中、甘くておいしく育てやすい品種として登場したのが「アップルバナナ」です。

濃厚な甘味とリンゴのような酸味があり、ひと口頬張るとほんのり爽やかな香りも感じられます。

島バナナに負けない、もちっとした食感も魅力で、おいしいだけでなく、比較的育てやすい品種として県内でも普及し始めています。

 

 

 

 

 

 

 

 

その「アップルバナナ」に魅了され、異業種から農業に転身した「バナナおじさん」こと、林誠さんです。

もともと建設会社の3代目社長でした。

「建設業は繁忙期と閑散期の差が大きく、副業として何かできないかと思っていたとき、地方創生プログラムで『沖縄のバナナがいま熱い』と聞いて、一気に興味が湧いたんです。

そこから“バナナで沖縄を盛り上げたい”という気持ちが生まれ、気づけば畑に立っていました(笑)」と当時を振り返ります。

 

大型台風の影響で収穫できなかった年もあったそうです。

そこで林さんは建設業の知識を活かし、本来はスクラップされる足場材をアップサイクルして、防風ネットを設置することにしました。

さらに、農薬には頼らず、果樹がすくすくと育つようこまめな手入れだけを意識したことで、糖度が高いアップルバナナが実るようになったと言います。

それでもスーパー等へ卸すには生産量が足りないため、現在は林さん自身が切り盛りしている店舗やフードトラックでスムージーやジェラートにして販売しています。

 

 

 

 

 

 

林さんが愛情をたっぷりかけて育てたアップルバナナのスムージーやジェラートは、読谷村や北谷町にある店舗、豊見城市の「沖縄アウトレットモールあしびなー」に出店しているフードトラックで味わうことができます。

店名は「BANZAIバナナ」です。

 

 

 

 

 

 

とろりとなめらかなスムージーは、なんと糖度が25度という甘さ!砂糖を使わず、牛乳とほんの少しの塩で味を調えています。

一般的なマンゴーが12〜14度、メロンが14〜18度くらいの糖度なので、アップルスムージはかなりの甘さなのですが、不思議と甘ったるさはなく、後味はむしろさっぱり。

そのおいしさに、ついゴクゴクと飲み干してしまう人も多いそうです。

 

季節によっては、パッションフルーツやパイナップルなど県産フルーツを合わせたアレンジも登場。

期間限定で爽やかな酸味や華やかな香りが加わり、好みにあわせた味わいが楽しめます。

 

 

 

 

 

 

 

林さんは沖縄産バナナのPR活動にも情熱を注いでいます。

「県産バナナの魅力をもっと子どもたちへ伝えたい」と、バナナの帽子をかぶったオリジナルキャラクター“スパンキージュニア”も制作しました。

スムージーを販売するフードトラックには、この“スパンキージュニア”のイラストが大きく描かれており、鮮やかな黄色い車体と相まって、「沖縄アウトレットモールあしびなー」の人気撮影スポットにもなっています。

思わず足を止めて写真を撮りたくなるかわいらしさは、子どもから大人まで幅広い世代に親しまれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに林さん自身も、“バナナおじさん”として、SNSでユーモアたっぷりの情報を発信しています。自ら畑に埋まってバナナの気持ちを代弁する動画など、遊び心あふれる投稿が話題を呼び、今ではテレビやラジオにも出演するほど注目を集める存在に。こうしたPRを通して、沖縄産バナナの魅力をより多くの人へ届ける大切な役割を担っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

「沖縄産バナナをサトウキビに次ぐ産業に育てたい」。それが林さんの大きな目標です。

「日本のバナナ市場は約1000億円。そのほとんどが輸入物です。

国産シェアがわずか1%増えるだけで約10億円の市場が生まれます。仲間が増えれば必ず実現できると思っています」

その目標に向け、耕作放棄地をシェアする仕組みづくりや、新規参入者をサポートする体制づくりも進めています。

また、今後はスムージーやジェラートだけでなく、バナナを使ったケーキや焼き菓子などの商品開発にも挑戦していきたいと意欲を燃やしています。

 

甘くて爽やかな沖縄産アップルバナナ。

こだわりを持って栽培し、その魅力を全身で発信しながら、大きな夢に向かって突き進む「バナナおじさん」の挑戦は、これからもまだまだ続きます!

 

DATA

農業生産法人琉球プランテーションズ

沖縄県豊見城市字豊見城1012-6

https://spunkyjr.ryukyu/

 

◎SHOP

BANZAIバナナ 読谷店

沖縄県読谷村字高志保915(GALA青い海施設内)

 

BANZAIバナナ 北谷店

沖縄県中頭郡北谷町美浜16-3(北谷町観光情報センター)

 

BANZAIバナナ FOOD TRUCK in ASHIBINAA

沖縄県豊見城市豊崎1-188(沖縄アウトレットモールあしびなー)