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農林水産物データベース

ンスナバー

沖縄方言名 ンスナバー(沖縄本島) 、 ソーギナ(宮古、八重山)
和名 ふだんそう
別名
農産物区分 野菜(葉茎菜類)
科名 アカザ科
生産地 本島南部豊見城市

収穫時期

  • 1月
  • 2月
  • 3月
  • 4月
  • 5月
  • 12月

沖縄に伝来された時期

原産国は南ヨーロッパで、シチリア島では紀元前から栽培されていたといわれています。日本へは中国を経て明治時代に伝えられました。

沖縄の生活習慣との関連

次々と葉が絶えることなく出てくるので、“不断草”と呼ばれるようになったとか。暑さと乾燥に強くよく繁殖するので、沖縄では終戦後、野菜が少なかった時期によく食べられていたそうです。

外観や食味等の特徴

うちわのように肉厚で、中央の太い大きな葉脈が特徴です。葉は柔く、茎はシャキシャキとした食感が楽しめます。ただし、アクが強いため下茹でを必ずしたほうがよいでしょう。

栄養成分面の特徴

ビタミンAやB2などビタミン類、カリウム、カルシウム、鉄分といったミネラル分も豊富です。

伝承されてきた利用法

スープなどの煮込みに使ったり、シンプルに炒めて利用します。

選び方・保存法のポイント

葉はいきいきとした肉厚のものを選びましょう。小ぶりのものが柔らかくておいしいようです。保存は新聞紙などで包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫へ。なるべく立てたまま保存しましょう。

この品目に関する栄養成分(可食部100g当たり)

成分名 単位
エネルギー 19.0 kcal
79.0 kJ
たんぱく質 2.0 g
脂質 0.1 g
カルシウム 75.0 mg
3.6 mg
ビタミンA レチノール 0.0 μg
カロテン 3700.0 μg
レチノール当量 310.0 μg
成分名 単位
ビタミンB B1 0.07 mg
B2 0.23 mg
B6 0.25 mg
B12 0.0 μg
ビタミンC 19.0 mg
ビタミンK 180.0 μg
食物繊維 水溶性 0.5 g
不溶性 2.8 g
総量 3.3 g

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ふだんそう 葉、生
[五訂増補 日本食品標準成分表]平成17年3月 文部科学省 科学技術・学術審議会 資源調査分科会より

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