
ヤマン
| 沖縄方言名 | ヤマン 、 ヤマンム |
|---|---|
| 和名 | だいじょ |
| 別名 | ヤマノイモ 、 ヤムイモ |
| 農産物区分 | 野菜(根菜類) |
| 科名 | ヤマノイモ科 |
| 生産地 | 本島北部本島中部大宜味村うるま市 |
収穫時期
- 1月
- 2月
- 3月
- 4月
- 5月
- 12月
沖縄に伝来された時期
東南アジアからアフリカまで、広く熱帯地方で食用とする植物で、つるを伸ばして茂り、根の部分に栄養分を貯え、巨大なイモを作ります。
沖縄の生活習慣との関連
煮たり、菓子(カルカン等)に加工したりします。饅頭の皮に入れれば、色粉を使わなくても赤い饅頭が出来ます。粘りが強いので、すりおろして油で揚げることも出来ます。イモは1株100kgにも肥大することから本島中部地域では、その大きさを競うヤマイモスーブ(勝負)が毎年開催されています。
外観や食味等の特徴
いもの皮は黒褐色?紅褐色を帯び、可食部は、白色だけでなく紫色(紅ヤマイモ)もあります。また、非常に粘りが強いイモです。
栄養成分面の特徴
酵素の働きで消化がよく、肉料理の際によく利用されます。また、紫色のヤマイモにはポリフェノールが含まれています。
伝承されてきた利用法
滋養、強壮には塊根を食べます。テンプラ、煮付け等として食されてきました。
選び方・保存法のポイント
低温に弱いので、常温で保存します。
(可食部100g当たり)
| 成分名 | 値 | 単位 | |
|---|---|---|---|
| エネルギー | 109.0 | kcal | |
| 456.0 | kJ | ||
| たんぱく質 | 2.6 | g | |
| 脂質 | 0.1 | g | |
| カルシウム | 14.0 | mg | |
| 鉄 | 0.7 | mg | |
| ビタミンA | レチノール | 0.0 | μg |
| カロテン | 3.0 | μg | |
| レチノール当量 | 0.0 | μg | |
| 成分名 | 値 | 単位 | |
|---|---|---|---|
| ビタミンB | B1 | 0.1 | mg |
| B2 | 0.02 | mg | |
| B6 | 0.28 | mg | |
| B12 | 0.0 | μg | |
| ビタミンC | 17.0 | mg | |
| ビタミンK | 0.0 | μg | |
| 食物繊維 | 水溶性 | 0.5 | g |
| 不溶性 | 1.7 | g | |
| 総量 | 2.2 | g | |






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だいじょ 塊根、生
[五訂増補 日本食品標準成分表]平成17年3月 文部科学省 科学技術・学術審議会 資源調査分科会より