
シカクマメ
| 沖縄方言名 | シカクマーミ |
|---|---|
| 和名 | しかくまめ |
| 別名 | ハネマメ |
| 農産物区分 | 野菜(果菜類) |
| 科名 | マメ科 |
| 生産地 | 本島南部八重瀬町 |
収穫時期
- 5月
- 6月
- 9月
- 10月
- 11月
- 12月
沖縄に伝来された時期
沖縄の夏の野菜不足を補うために1980年代に旧農林水産省熱帯農業研究センター(現、国際農林水産業研究センター) によって研究され奨励されました。 熱帯地方原産で沖縄を中心に栽培されています。
沖縄の生活習慣との関連
新品種の若さやに[うりずん]となずけられました。(沖縄では新緑の萌え出るころをウリズンの季節といいます。その新緑の色に似ている事から。)夏野菜の少ない沖縄での普及が期待されています。
外観や食味等の特徴
コリコリしていて少し苦味があります。断面が四角であることや、角の部分にひらひらした翼があります。
栄養成分面の特徴
ビタミンA、B1、Cなどのほか、カリウムも含みます。熟した豆にはタンパク質、脂肪も多く、アミノ酸のリジンに富み、大豆に匹敵するほどの栄養価の高い豆です。
伝承されてきた利用法
若さやは軽くゆでて、サラダ類、揚げ物、炒め物、煮ものに使います。
選び方・保存法のポイント
熱帯産の植物なので冷蔵庫での保存にはむきません。ビニール袋に入れて、室温の暗いところにおくとよいでしょう。
(可食部100g当たり)
| 成分名 | 値 | 単位 | |
|---|---|---|---|
| エネルギー | 20.0 | kcal | |
| 84.0 | kJ | ||
| たんぱく質 | 2.4 | g | |
| 脂質 | 0.1 | g | |
| カルシウム | 80.0 | mg | |
| 鉄 | 0.7 | mg | |
| ビタミンA | レチノール | 0.0 | μg |
| カロテン | 448.0 | μg | |
| レチノール当量 | 36.0 | μg | |
| 成分名 | 値 | 単位 | |
|---|---|---|---|
| ビタミンB | B1 | 0.09 | mg |
| B2 | 0.09 | mg | |
| B6 | 0.1 | mg | |
| B12 | 0.0 | μg | |
| ビタミンC | 16.0 | mg | |
| ビタミンK | 63.0 | μg | |
| 食物繊維 | 水溶性 | 0.2 | g |
| 不溶性 | 3.0 | g | |
| 総量 | 3.2 | g | |





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しかくまめ 若ざや、生
[五訂増補 日本食品標準成分表]平成17年3月 文部科学省 科学技術・学術審議会 資源調査分科会より