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農林水産物データベース

オオタニワタリ

沖縄方言名 フィラムシルー(沖縄本島) 、 サムムス(宮古) 、 フチィビィ(八重山)
和名 おおたにわたり
別名
農産物区分 野菜(葉茎菜類)
科名 チャセンシダ科
生産地 石垣島八重山諸島

収穫時期

  • 1月
  • 2月
  • 3月
  • 4月
  • 5月
  • 6月
  • 8月
  • 9月
  • 10月
  • 11月
  • 12月

沖縄に伝来された時期

樹上や岩肌に着生する常緑のシダ類で、南九州や台湾などにも分布しています。葉の長さは1m以上になります。食材としてむいているのは新芽の部分です。観葉植物としてもなじみ深いものです。

沖縄の生活習慣との関連

八重山地方では、行事や祭事などにもよく使われる食材です。

外観や食味等の特徴

沖縄では、葉先のクルっとした独特の形の若芽の部分を食用にします。コリコリとした歯触りが特徴で、炒め物煮物のあしらいに喜ばれます。

栄養成分面の特徴

山菜の少ない島々では、唯一の山菜として重宝されています。

伝承されてきた利用法

炒め物、天ぷら、煮物に利用されています。

選び方・保存法のポイント

観賞用の1mにもなる株の内側から、生えてくる若芽を食べます。

この品目に関する栄養成分(可食部100g当たり)

成分名 単位
エネルギー 30.0 kcal
125.52 kJ
たんぱく質 2.4 g
脂質 0.5 g
カルシウム 24.1 mg
0.41 mg
ビタミンA レチノール 0.0 μg
カロテン 1100.0 μg
レチノール当量 178.0 μg
成分名 単位
ビタミンB B1 0.0 mg
B2 0.11 mg
B6 0.079 mg
B12 0.06 μg
ビタミンC 51.0 mg
ビタミンK 125.0 μg
食物繊維 水溶性 0.3 g
不溶性 2.6 g
総量 2.9 g

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2005年 財団法人 日本食品分析センター 分析試験結果

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