ウンチェー
沖縄方言名 | ウンチェー(沖縄本島) 、 ウンチェイ(沖縄本島) 、 パナイ(宮古) |
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和名 | ようさい |
別名 | えんさい 、 くうしんさい 、 あさがおな |
農産物区分 | 野菜(葉茎菜類) |
科名 | ヒルガオ科 |
生産地 | 本島南部豊見城市 |
収穫時期
- 4月
- 5月
- 6月
- 7月
- 8月
- 9月
沖縄に伝来された時期
沖縄では古くから水田や低湿地帯で栽培されていましたが、最近では畑での栽培が主流となっています。
沖縄の生活習慣との関連
沖縄の夏野菜として、炒めものは沖縄料理の定番です。昔から敷地内の湿地によく繁茂し、夏場の大事な緑色野菜として利用されていました。
外観や食味等の特徴
ビタミンAや良質の繊維を多く含む葉野菜で、茎は空洞になっており、シャキシャキとした食感が特徴です。つるの先端は柔らかいので、葉とともに炒めものや和え物、味噌汁に入れます。
栄養成分面の特徴
カルシウム、鉄分、ビタミンA、B1、B2、Cが豊富に含まれます。
伝承されてきた利用法
炒め物や和え物、汁物に利用されています。
選び方・保存法のポイント
傷みやすいのですぐに調理するのがよいですが、保存する場合は、湿らせた新聞紙などに包んで冷蔵庫に。その時に立てた状態(自然に生えている状態)で保存した方が長持ちします。
(可食部100g当たり)
成分名 | 値 | 単位 | |
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エネルギー | 17.0 | kcal | |
71.0 | kJ | ||
たんぱく質 | 2.2 | g | |
脂質 | 0.1 | g | |
カルシウム | 74.0 | mg | |
鉄 | 1.5 | mg | |
ビタミンA | レチノール | 0.0 | μg |
カロテン | 4378.0 | μg | |
レチノール当量 | 360.0 | μg |
成分名 | 値 | 単位 | |
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ビタミンB | B1 | 0.1 | mg |
B2 | 0.2 | mg | |
B6 | 0.11 | mg | |
B12 | 0.0 | μg | |
ビタミンC | 19.0 | mg | |
ビタミンK | 250.0 | μg | |
食物繊維 | 水溶性 | 0.4 | g |
不溶性 | 2.7 | g | |
総量 | 3.1 | g |
コメント欄
ようさい 茎葉、生
[五訂増補 日本食品標準成分表]平成17年3月 文部科学省 科学技術・学術審議会 資源調査分科会より