Language

Top chef JANICE WONG

豊かな自然。そして何よりも、その自然の美しさが魅力の沖縄。

今回の訪問は生産者との交流も含めて、とても楽しみにしていました。

産地を訪問して感じた沖縄ならではの魅力をお伝えしたいと思います。

[ジャニス・ウォン]
経済学の修士を持ち、シェフという道を選んだ異色の経歴を持ち、2013年と2014年にアジアベストレストラン50にてアジア最優秀パティシエに選ばれる。
器提供 琉球ガラス村

沖縄食材を知るキーワードに欠かせないのが「美容」と「健康」。その中でもアセローラは特別な存在。

本部町のアセローラ園地

さっぱりとして爽やかな柑橘類。

名護市勝山のシークヮーサー園地

それぞれの個性が魅力の沖縄のパインアップル。

東村のパイン園地

野菜やフルーツから、お肉や海産物まで。沖縄のシェフから教わった、沖縄食材の使い方とその魅力。

うるま市のフレンチレストラン

沖縄食材の紹介

  • ハンダマの写真
  • ゴーヤーの写真
  • ナーベーラーの写真

島野菜

どれも質が高く、ヘルシーであり、日本の他の産地とは異なる種類があるのが沖縄の野菜の魅力。毎日摂るように心がけたいくらい!

1. ハンダマ
濃い緑と紫色が特徴。鉄分を含むために女性に人気の野菜です。
2. ゴーヤー
独特の苦みがあり、熱してもビタミンCが失われない為、炒め物などの料理に最適な野菜として人気を集めています。
3. ナーベーラー
沖縄では、ナーベーラーを味噌煮にすることが多く、その滑らかな食感とまろやかな甘味が特徴です。
  • シークヮーサーの写真
  • マンゴーの写真
  • ドラゴンフルーツの写真

沖縄のフルーツ

酸味の後に心地よい苦みが残るシークヮーサーや濃厚な甘みが特徴のマンゴー、果肉がしっかりと詰まっていて甘味も魅力なドラゴンフルーツなど、沖縄は果実の宝庫。飲み物はもちろん、お菓子やデザートにも最適な食材ばかりでした。

4. シークヮーサー
シークヮーサーは、豊かな風味と力強い酸味が特徴の沖縄の柑橘類。
5. マンゴー
生産量が日本一の沖縄マンゴーは人気のフルーツ。高級贈答品としても喜ばれています。
6. ドラゴンフルーツ
ドラゴンフルーツは、中南米原産のサボテン科の植物で、果肉が赤いレッドピタヤ、白いホワイトピタヤ等があり、さっぱりした味とほのかな甘みが特徴です。
  • ピーチパインの写真
  • N67の写真
  • ゴールドバレルの写真
  • ボゴールパインの写真

パインアップル

驚くことに、それぞれ個性が異なり全てが美味。

7. ピーチパイン
他のパインよりも小ぶりで、桃の香りがする人気のパインです。
8. N67-10
沖縄で最もポピュラーなパインでハワイ種と呼ばれることもあります。
9. ゴールドバレル
実が大きく黄金色で糖度が高く爽やかで上品な甘さが特徴。
10. ボゴールパイン
簡単に手で剥いて食べられ、お子様から若者に人気のパイン。

アセローラの写真

アセローラ

農家が1つの苗から育み広がったアセローラは日本で唯一沖縄のみ生産されているそうです。また、女性に人気で美しい果実にはたっぷりのビタミンCが含まれていることを知りました。

日本で唯一沖縄のみ生産されているアセローラは女性に人気。その美しい果実にはたっぷりのビタミンCが含まれています。

紅芋の写真

紅芋

甘くて色鮮やかな紅芋は、自然な色合いをそのまま料理に活かせる逸品です。

紅芋は、抗酸化力にすぐれたビタミンCや腸内環境を整える食物繊維も豊富な作物であり、沖縄では古くからお米よりも芋を主食としてきました。そのため芋は沖縄の長寿を支えた中心的な作物と考えられています。

黒糖の写真

黒糖

質が高くペストリー、デザート、お菓子にも最適な食材。使い勝手が良いので常備したいですね。

沖縄の黒糖は他の黒糖と異なり、深みある味わいが特徴で、調味料として使われるのはもちろん、疲れたときにかちわりの黒糖をお茶請け代わりにつまむなど、親しまれています。

モズクの写真

モズク

甘くて色鮮やかな紅芋は、自然な色合いをそのまま料理に活かせる逸品です。

沖縄のもずくは太くそして食感が良いのが特徴で、日本国内でも人気の商品です。本場・沖縄の「もずく」は、そのまま食べても美味しくまた様々な料理にもご利用いただけます。

ピパーチの写真

ピパーチ(ヒハツモドキ)

料理にも盛り付けの仕上げのアクセントにもぴったりのスパイス。香りがとてもいいですね。

ピパーチは、沖縄特産の「島こしょう」と呼ばれています。石垣島や与那国島などでは昔から使われてきた、沖縄料理に欠かせないポピュラーな香辛料です。

ビーグの写真

ビーグ

外国人だけでなく、地元の方にもあまり知られていない新食材。抹茶やきな粉のような風味が特徴で、栄養機能の豊富さも注目に値する食材でした。

ビーグは沖縄の方言で「い草」のことで日本の生活には欠かせない畳の原料です。パウダー化したビーグは、なめらかなウグイス色をし抹茶のような風味ときな粉のような味わいが特徴です。